新大阪周辺、西中島南方の賃貸情報などお任せください!安さへの挑戦を行なっている不動産会社です。

各種クレジットカードがご利用いただけます。

ご利用可能なクレジット会社

賃貸物件探しでかかる初期費用とは?内訳を徹底解説!


新生活をスタートするために賃貸物件を探す際、多くの人が最初に直面するのが「初期費用の壁」です。

家賃だけを考えて物件を探していたのに、契約時に思いもよらぬ出費が重なり、予算オーバーになってしまった…

そんな経験をされた方も少なくありません。

この記事では、賃貸契約時に発生する初期費用について、代表的な項目ごとにわかりやすく解説していきます。

賃貸を検討している方は、ぜひ参考にしてください。




初期費用とは?

初期費用とは、賃貸物件を契約して住み始めるまでに必要な費用のことです。
これは主に大家さんや不動産会社、保証会社などに支払うもので、契約手続きと住環境の整備を目的としています。
家賃と別に支払う必要があるため、事前にしっかりと内容を把握し、予算に組み込んでおくことが大切です。


初期費用の内訳と目安

1. 敷金(しききん)
敷金は、入居者が退去する際の原状回復費用や、家賃滞納時の保証金として、大家さんに預けるお金です。
相場は家賃の1~2ヶ月分が一般的です。
契約満了後に修繕費用などが差し引かれ、残額が返金されます。
ただし、喫煙・ペット・壁紙の大きな損傷などがある場合、全額が差し引かれる可能性もあるため注意が必要です。
大阪は敷金を預からない物件も多くあり、エリアや地域によって敷金を預かる物件が多いエリアなどもございます。
2. 礼金(れいきん)
礼金は、大家さんに「住まわせていただくお礼」として支払う一時金です。こちらは敷金と異なり、契約終了後に返金されることはありません。相場は家賃の1〜2ヶ月分とされており、地域や物件によっては3ヶ月分が設定されていることもあります。
礼金は日本独自の文化ともいわれており、外国人の方にはなじみがない費用かもしれません。
3. 仲介手数料
仲介手数料は、物件を紹介・案内してくれた不動産会社に支払う報酬です。
法律上、不動産会社が受け取れる仲介手数料は「家賃の1ヶ月分+消費税」までと定められています。
一般的には、家賃が8万円の物件なら、仲介手数料は8.8万円(税込)が請求されることになります。
4. 前家賃(まえやちん)
契約が成立すると、入居月の家賃を前もって支払うのが通常です。
これを「前家賃」と呼びます。
例えば、5月15日から入居する場合は、5月15日~31日までの「日割り家賃」と、6月分の「翌月家賃」の両方を請求されることもあります。
そのため、家賃1ヶ月分+数日分の金額を想定しておくと安心です。
5. 火災保険料
賃貸契約には、火災保険への加入が義務づけられている場合が多くあります。
これは入居者自身の持ち物の損害補償だけでなく、隣室や建物への損害に対する賠償責任にも備えるためです。
火災保険の相場は、2年契約で1万5,000円〜2万円程度。
契約内容や入居人数によって補償範囲や金額が異なるため、内容を確認したうえで加入することが大切です。
6. 保証会社利用料
近年、連帯保証人に代わって「保証会社」を利用するケースが主流になっています。
保証会社に支払う初回保証料の相場は、家賃総額の50〜100%程度。
たとえば家賃8万円なら、4万円〜8万円が初回に必要になります。
さらに、1年ごとに更新料(1万円〜2万円)や月額で保証料がかかるケースもあります。
7. 鍵交換費用
入居前に玄関などの鍵を交換する費用です。
これは前の入居者と同じ鍵を使うことによるセキュリティリスクを避けるためです。
金額の目安は1万5,000円〜3万円程度。
物件によってはオートロックや電子キーのため、より高額になることもあります。
8. その他の費用
以下のような項目が含まれる場合もあります:
 • 消毒費用(1~2万円前後)
 • クリーニング費用(2.5万円~、退去時にかかるケースも)
 • サポートサービス料(24時間対応サービスなど、月額1,000円前後)
これらは任意の場合もありますが、契約書に「必須」と記載されていることもあるため、事前の確認が不可欠です。


初期費用の総額イメージ

それでは、家賃8万円の物件を契約する場合、初期費用の総額はどのくらいになるのでしょうか?

以下は一例です。


項目          金額(目安)

敷金          8万円

礼金          8万円

仲介手数料       8.8万円(税込)

前家賃         8万円

火災保険料       1.8万円

保証会社利用料     4〜8万円

鍵交換費用       1.5万円

合計          約40〜45万円以上




まとめ

賃貸物件を探すとき、ついつい毎月の家賃にばかり目が行きがちですが、「初期費用」こそ慎重に確認しておくべきポイントです。
契約内容や地域によって費用は大きく変わるため、見積もりをもらったら、どの項目にいくらかかっているかをしっかり把握するようにしましょう。
これから引っ越しを予定している方は、資金計画の参考として、ぜひこの記事を活用してみてください。

この記事をシェアする